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革名刺入れ(男性用・女性用)ブランドの特徴まとめ。(プレゼントに最適)

普段使いはもちろん、ビジネスの場でも大人らしさをおしゃれに演出できるのが革製品の魅力。でも革ってイマイチわからないという方も少なくないのではないのでしょうか。

  • 良いブランドがわからない
  • 革の種類っていわれても・・・
  • そもそも「革」ってなに?

たしかに革製品はラグジュアリーブランドが扱っているので、高価だったり、玄人向けというイメージがあるかもしれませんね。

そこで今回は、ビジネスパーソンのマストアイテム「名刺入れ」を革でつくっているこだわりのブランドをまとめてみました。プレゼントにお悩みのあなたも必見です。

 

革名刺入れ(男性用・女性用)の売れ筋チェック

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プレゼントに選ぶならどれがいい?12ブランドの特徴をまとめて紹介

数あるブランドの中でも「革の名刺入れ」など小物アイテムを扱っているブランドを紹介します。普段、ショッピングなどでよく見かけるブランドから、ちょっとこだわりのあるブランドまで、厳選の12ブランドです。大切な人へのプレゼント用でもいいですし、がんばったご褒美として自分用に選ぶのもありですよ。

 

1. agnès b.(アニエス・ベー)

1975年にデザイナーである自身の名を冠したブティックをフランスのパリ1区にオープン。ブランド名に使われている「ベー」は、17歳の時に結婚した前夫クリチャン・ブルゴワに由来します。1980年、2号店をニューヨークに出店してから本格的に世界進出を図り、1984年には日本に初上陸。以来、トレンドに踊らされないスタンスを貫き、変わらない人気の高さを誇っています。

シンプルでシックなコレクションを得意とするシグネチャーブランド。ミニマルで清潔感のあるフレンチカジュアルは、上品さが漂う大人っぽさを演出します。着心地の良さや機能的で動きやすいデザインのものは着回し力に秀でていて、ワードローブの主軸として着る人の魅力を引き立てます。小物もステア皮革やスムースレザーを使用しているものが多く、パリの都会的なイメージがあります。

40代から上の層では女性向けブランドという印象が強いですが、比較的リーズナブルなアイテムが揃っていることから若い世代でも手を出しやすく、若年層になると男女共に人気のスタンダードブランドになります。大学生などもカジュアルに使用できるので、逆にある程度の年齢層の方がビジネスに使うには、あまりいい印象がないかもしれません。

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2. PRADA(プラダ)

1913年にマリオ・プラダと弟のマルティーノ・プラダの兄弟がイタリアのミラノに皮革製品店をオープン。質の高い製品が評判となり、当時のイタリア王室の御用達に選ばれるほどになりますが、1958年に創業者のマリオ・プラダが死去すると人気は低迷。1978年に孫娘のミウッチャ・プラダがオーナー兼デザイナーに就任。80年代に工業用防水ナイロンの「ポコノ」を使ったナイロンバッグが世界的な大ヒット。以来、一流ブランドとして揺るぎない地位を獲得しています。

「日常を贅沢に飾る」というコンセプトのもと、ラグジュアリーブランドとして絶大な知名度を誇っているので、知らない人はほとんどいないのではないでしょうか。タイトなデザイン、ソリッドのナロータイ、ノーブルでハイエンドなリアルクローズ。高品質な牛革(カーフ)を使用した「サフィアーノ」はプラダの代名詞でもあります。

スタイリッシュなデザイン、アイコニックなナイロン素材と、嫌味っぽさがないスタイルが幅広い世代に人気。創業当時からクロコダイルやオーストリッチなど上質なレザーを使用しているので価格帯もハイクラス。ナイロンとレザーのコンビなど、比較的価格を抑えたラインもありますが、いずれにしてもアッパー層向けの高級メゾンです。

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3. Orobianco(オロビアンコ)

1996年、イタリアのミラノ近郊ガララテが発祥。創業者のジャコモ・マリオ・バレンティーニがチベット旅行に行った際、現地の人たちがカシミヤヤギのことを「ホワイトゴールド(大事なもの)」と呼んでいたことからインスピレーションを得て、「オロ=金」「ビアンコ=白」というイタリア語を冠したことがブランド名の由来。ロゴに記載されているヤギのシルエットもこのエピソードからのもの。

バッグのファクトリーブランドとして、創業当時より「MADE IN ITALY」にこだわったスタンスを貫き、その功績が評価されイタリアから表彰されるほどのこだわりあるブランドです。伝統と現代的なセンスを融合したデザインはシンプルでシック。ハンドメイドなクラフトマンシップには大人っぽい印象があります。高級皮革を用いたものから、高級ナイロンをベースに加工レザーと組み合わせたアイテムもあります。

とくに本国イタリアよりも日本での人気が高く、いかに日本がイタリアを好んでいるかを象徴しています。紳士向けのブランドですので、イタリア好きで革製品が好みというエイジングを楽しむオジサマたちにはマストアイテム。プライスも控え目で決して高額でもなく、かつ安すぎるわけでもないのがバランスのいいところです。

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4. BVLGARI(ブルガリ)

1884年にイタリアのローマで高級宝飾品として創業。ソティオ・ブルガリの出身がギリシャということから、「J」「W」「U」と小文字がない「古代アルファベット」をブランド名に冠しています。世界5大ジュエラーの一つ、フランスの「カルティエ」、アメリカの「ティファニー」、イタリアの「ブルガリ」と並べて比較されることが多い。1992年、「オ・パフメ・オーテヴェール」の香水が爆発的な人気を博し、以来、総合ブランドとして今日ではホテルやレストランなども展開している。

宝飾品ブランドとしてのイメージが強く、とくにメンズ香水は定番ブランドとしてモテ男の必須アイテムになっています。ハイジュエリーや腕時計など、どれもハイセンスで洗練されたデザイン。パラジウムでプレートされたアイコン「ブルガリ・ブルガリ」もシックなデザインで大人の雰囲気を演出する人気シリーズになっています。小物アイテムも牛革からアリゲータースキン・リザードスキンなどを使用しているので品があります。

徹底された品質管理も評判で、性別や年齢を問わず幅広い人気を博しています。ブランドアピールも控え目なので、シンプルでありながら高級感もあり、大人のオシャレを楽しむことができます。夫婦やカップルでペアアイテムとして使われる方も多く、高すぎない価格設定もプレゼントに選びやすいところです。

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5. dunhill(ダンヒル)

1880年に馬具専門の卸売業としてロンドンで創業。1893年にアルフレッド・ダンヒルが家業を受け継ぎ、これから自動車が普及していくと見込み、馬具よりも自動車旅行に使用する小物をメインに製造。タバコやパイプなどが人気となり、「エンジン以外なら何でも揃えている」と話題に。1930年には万年筆や化粧品なども販売、現代ではサッカー日本代表のオフィシャルスーツを提供していることでも有名。

格式の高い一流メンズブランドとして確固とした地位を築き、イギリス的なクラシカルでエレガントなデザインは、ネクタイや財布、バッグやスーツなど全てのアイテムにアイデンティティーとして刷り込まれているラグジャアリーなブランド。「コンフィデンシャル」「コンノートライン」「ディーエイトライン」などシリーズもので揃えるファンも多い。

ダンディズムの代名詞としてオジサマ世代の憧れでありステイタスでもあるので、若い世代には少し背伸び感が出てしまう面もあります。ジェイムス・ボンドのような粋な英国紳士を目指すメンズにとくにオススメ。ただ、価格は高めなのでお手軽さはありません。品格という価値に対して敬意を払う意味で投資する必要のある、こだわりのスタイルです。

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6. Paul Smith(ポール・スミス)

1970年にイギリスのノッティンガムにセレクトショップをオープン。1974年にブラナンズ社の専任デザイナー兼コーディネーターに就任すると、自身のショップを経営しながらブランドデザインを猛勉強。3年後にはオリジナルブランドを立ち上げ、パリコレに参加するまでになります。百貨店やショッピングモールへの出店数が多く、創業者のポール・スミス氏も多方面のメディアへ出演していることから、知名度の高い身近なブランドとして愛されています。

テイラードの伝統的な形を踏襲しつつ、マルチカラーのストライプをあしらう独自のセンスが唯一無二の存在感を示すファッションブランド。カラフルな優しいイメージ、機能性と実用性を重視したデザイン、「ひねりの効いたクラシック」と本人が語るように正統派に独自の世界観をミックスしたスタイルが特徴。素材もカーフスキンやカーフレザーを使用し、肌触りの質感にこだわっています。

定番のブランドとして幅広い世代から支持されていて、価格もリーズナブルなので手が届きやすく、20代から30代にとくに人気があります。リーズナブルだからチープかといえば決してそうではなく、オリジナリティのあるデザインで個性を主張したいメンズにオススメです。

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7. BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)

1966年にイタリア北東部のヴェネト州ヴィツェンツァでミケーレ・タッディとレンツォ・ゼンジアーロ夫妻により創業。職人技を活かした革製品を製造・販売することを目的に「ヴェネト州の(ヴェネタ)工房(ボッテガ)」という意味がブランド名になっています。80年代初頭にはセレブリティの御用達になるほどの隆盛を誇ったのですが、10年も経たずに陰りが見え始め、2001年にはグッチに買収されます。その頃から原点回帰を標榜し、数年で創業精神に立ち戻ることに成功。

その最たるものが「イントレチャート」と呼ばれる革を編み込んだイタリアの職人技。これを前面に押し出したデザインが高評価を得て、現在の人気へと続いています。滑らかな肌触り、ラグジュアリーな光沢感は、紳士的で大人なイメージを演出し、全身のコーディネートを格段にアップさせます。その反面、「擦れ」に弱く、ささくれが目立つという耐久性でのデメリットも。革製品の特長であるエイジングではなく、デザインと質感を楽しむアイテムとして広く認識されています。

男性向けには「カーフレザー」、女性向けには「ラムレザー」とブランド側で区別をつけていますが、特にどちらを使用しても問題はありません。一つ一つ職人の手作りによって編み込まれているので価格帯も高め。それでも高級ファッションブランドとして揺るぎない地位を確立していますので、保有することでのステイタスを得ることができます。

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8. MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)

1973年にロンドン南東部ブラックヒースにてメンズシャツのワークショップをオープン。そのきっかけとなったのは、フリーマーケットで売られていた1920年製のシャツの出来栄えに感銘を受けたからでした。もともとアクセサリーデザイナーとして雑誌『ヴォーグ』から高評価を得ていた彼女は、ポール・スミスやラルフ・ローレンといった有名デザイナーにメンズシャツを卸販売し、80年代には世界進出を果たすまでになります。

「粋であることよりも生地を触った時の感覚」を大事にする彼女は、シンプルでベーシックな着心地と機能性を追求したユニセックスブランドを展開。定番アイテムの洗いざらしのようなシャツはナチュラルでカジュアル、トラディショナルでありながらディテールなどに斬新さを加えたデザインが特徴。「idea」では革製品をメインにした小物アイテムのコレクションがあります。

カジュアル路線の「MHL」もそうですが、シンプル路線が好きな人にはうってつけ。価格帯もリーズナブルで、カラーバリエーションも豊富です。肌触りへのこだわりからスムースレザーを使用した製品が多く、丸みを帯びたスタイリッシュでシンプルなデザインは、モダンなブリティッシュスタイルとして人気があります。

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9. FURLA(フルラ)

1927年にイタリアのボローニャで実業家のアルド・フルラネットが妻のマルゲリータと共にアクセサリー制作と卸向けの商品販売を目的に小さなショップをオープン。70年代になるとアルドの3人娘が事業に参画し、本格的にバッグとアクセサリーのコレクションを発表、80年代に世界進出を果たします。1992年に日本上陸。以来、同社全体の2割を日本が占めるほどの人気になり、国内売り上げシェアでは1位を誇る。

「働く女性のため」がコンセプト。シンプルで上品なデザインはビジネスシーンでもカジュアルでも使いまわしができ、女性らしい都会的なスタイルが人気の秘密。シンプルデザインの「バビロン」、スタイリッシュな「パイパー」、上品で前衛的な「メトロポリス」などシリーズ展開も魅力。上質なレザーを使用した高品質で機能的な面も見逃せません。

安すぎるわけでも高すぎるわけでもないバランスのとれた価格設定が、手の届きやすさやちょっと贅沢な感覚を生み、学生から大人まで幅広い世代に支持されています。カラーバリエーションも豊富で、レディーライクなカジュアルさを演出してくれます。パーティなどフォーマルな場でも活躍できるのが嬉しいところ。

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10. kate spade(ケイト・スペード)

1993年に夫と共にニューヨークでプライベートブランドを立ち上げる。もともとはファッション雑誌『マドモワゼル』誌で働いていた経緯があり、カラフルでクリエイティブな世界観が好評を博す。2007年にリズ・クレイボーン社に株を売却し、創業者夫妻は実質ブランドから離れることになります。それでもブランドは世界に180店舗以上を展開するまでになり、若い世代に絶大な人気を博していることから、2017年にはコーチが買収、高級ブランドとしての復権を画策しています。

「シンプルなシルエット」「手の込んだディテール」「情熱に満ち溢れたカラフルな世界」をコンセプトにしているファッションブランドで、クラシカルでシンプルなデザイン、実用的で耐久性に優れた品質が特徴。創始者であるケイトがビジネスウーマンだったこともあって、フェミニンなカラーでガーリーなファッションでありながら、カジュアルにもフォーマルにも使いまわしができます。

お手頃な値段設定とパステルカラーが若い世代への訴求に一役を買っていましたが、最近では「大人カワイイ」としてママ層にも人気があります。

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11. COACH(コーチ)

1941年にニューヨークのマンハッタンで皮革工房として創業。当初は「マンハッタン・レザー・バッグズ」という名称で、野球のグローブに使われていた革でカバンなどを生産する小さな企業でした。1979年、ルー・フランクフォートがCEOに就任すると革製品を扱う企業から国際的なブランドに発展。ブランド名は「Kocs(コチ)」という4輪馬車で有名なハンガリーの町が由来。馬車が「大事なものを運ぶ」という意味からロゴマークが誕生しています。現在、ブランド名は「タペストリー」に変更されています。

コーチといえば頭文字の「C」をモノグラムした「シグネチャー・コレクション」が有名で、ブランドの代名詞ともいえるデザインです。落ち着いた優等生的なイメージと斬新なデザインが特徴。アクセシブル・ラグジュアリー(「手の届く贅沢」という意味)を標榜しているように、リーズナブルなブランドとしても定着しています。

世界的に見ても日本はとりわけコーチの人気が高く、百貨店やアウトレットモールなどでもよく見かけるブランドです。とくにアウトレットは型落ちなどマイナスイメージを持ちやすいですが、コーチでは百貨店などのブティック向けの製造ラインと、アウトレット向けの製造ラインが別で動いているので、どちらも変わりない品質のものを購入できます。

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12. IL BISONTE(イルビゾンテ)

1970年、イタリア・フィレンツェの高級商店街にワニー・デイ・フィリッポが革製品の店をオープン。注文に応じてバッグやベルトを製作していました。1990年に本格的にブランド展開をはじめていますが、拠点は常にイタリアに置いています。特徴的なバッファローのロゴは、ワニーが自身の作品であるとして印をつけ始めたことが起こりで、「ビゾンテ=バッファロー」とブランド名の由来にもなっています。

完全自然由来のなめし革を使用し、アンティークゴールドのピン止め加工や、星型などの型押し加工はどこか可愛らしいフォルムを生み出しています。とくにエイジングが楽しめる素材は本物志向の人にはたまらない逸品。厳選された天然牛革、豊富なカラーレザー、シックで落ち着いたデザインが特徴。

そんなこだわりのアイテムなのに、とにかくコストパフォーマンスが抜群にいいのも魅力。一般的なブランドと比べると一風変わったデザインが多いので、プレゼントとしても選びやすいですし、男女問わず、素材にこだわる人には喜んでもらえること請け合いのブランドです。

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覚えておいて損はなし!革の種類ってなにがあるの?

そもそも「皮」と「革」の違いってなに?

一般的に「レザー」と呼ばれている製品は「革」で作られていることはわかりますよね。だけど、なんで「皮」ではなくて「革」なのでしょう?読み方は一緒だから、単純に漢字が違うだけなのでしょうか。

「皮」は動物の肉や植物の実を覆っている表面の膜のことを指します。「手の皮」や「バナナの皮」など表面にあるもののこと。英語では「Skin(スキン)」と言いますので、「スキンケア」や「スキンシップ」などからイメージできますよね。「餃子」や「シュウマイ」を包んでいるのも「皮」、「面の皮が厚い」などの熟語で使用するのも「皮」になります。

そんな天然物の「皮」をそのまま製品に使用してしまうと、月日が経てば当然のように腐ってしまいます。バナナの皮は黒くなってしまいますし、餃子の皮は固くなってしまいます。同じように動物の皮をそのまま製品にすると「臭い」や「腐敗」が進行して、とても長く使うことはできません。そこで「鞣し(なめし)」という加工をしていきます。

「タンニン」や「クロム」などの薬品を使用して、動物の「皮」が腐敗したり硬くなったりしないように加工を施したもの。この状態のものを「革」と呼びます。加工されていない自然のものが「皮」、加工した人工のものを「革」と呼ぶわけです。さらに「革」という単語には「新しくする」という意味もあります。「改革」や「革命」という単語に「革」が使用されているのも、既存のものを新しくするという意味から取られているのですね。

そこで気になるのが「毛皮」という言葉。こちらは「皮」については加工をしているので「革」になるのですが、「毛」については加工をしていないので自然の状態のものと言えます。なので「毛革」ではなく「毛皮」と呼ぶのです。

 

「レザー」と表記されていれば全部「革」なの?

オンラインショップなどの素材を見ると「牛革」や「レザー」など、さまざまな表記がされています。それらは全部「革製品」になるのでしょうか。

「革製品」には2通りの素材があり、動物の皮を使用したものと、そうでない「革」に似せて作られた人工的なものがあります。とくに「レザー」と表記されている素材については、多くのものが「本革」を意味して使用されていますが、中には「フェイクレザー」を省略して「レザー」と呼称している場合もありますので注意が必要です。

では、「本革」と「フェイクレザー」の違いはどこにあるのでしょうか。「本革」「天然皮革」と呼ばれているものは動物の皮を使用したものを指します。ごく一般的にイメージする「革」がこのカテゴリーに属します。それに相対して人工的に動物の皮を使用しないで製造されたものを「フェイクレザー」「合成皮革」「人工皮革」と呼びます。

どちらにもメリット・デメリットが存在するのですが、一番大きなポイントは「水」に強いか弱いかというところです。とくに「本革」などは雨に濡れたりした場合、染みや傷みの原因になりやすく、天然に近ければ近いほどその影響は大きくなります。その点、「合成皮革」は合成樹脂が使用されていますので水やキズに強く、均一な製品を生産できる素材なのです。

また、メンテナンスという点でも「合成皮革」は手間いらずの部分があり、誰でも気軽に扱える素材です。逆に「本革」などはクリームを塗ったり、ブラシで磨いたりという手間がかかります。ですが、そうすることによって長く使用することが可能で、素材も柔らかくなったり、表面の経年変化(エイジング)を楽しんだりと愛着も沸いてきます。

 

よく見たり聞いたりする「型押し」ってなに?

ショップで商品を検討していると「こちらはクロコダイルの型押しをしています」と店員さんが説明をしてくれたりします。ファッションに疎いと「型押し?」という聞きなれない言葉から「革じゃなくて型で作られたもの?」なんてイメージをされる方もいるかもしれません。

「型」で作るという点では「エンボスの型」を使用しているので決して間違ってはいないのですが、「革」を使っていないわけではありません。「型押し」というのは「革」にエンボス加工を施したもの。例えば、バスケットボールの表面には小さなツブツブがいっぱいありますよね。あれも牛革にエンボス加工を施しているからなのです。

エンボス加工をしていない、素材そのものの革のことを「スムースレザー」と言います。厳密にはいくつかの工程分けがされるのですが、表面が滑らかで手触りの良い「ヌメ革」のような革製品のことを指します。素材そのものの風合いや色合いを楽しむことができる反面、キズや汚れに弱いというデメリットもあります。

「型押し」は表面の滑らかさはなくなりますが、その分キズなどを目立ちにくくすることができます。さまざまなデザインの型押しをすることで素材の表情が変化し、上質であったりエレガントであったりという印象を作り出すこともできます。また、希少な素材であるクロコダイルなどの模様をつけることで、商品価格を抑えて販売することができ、ユーザーも手に入れやすくなるというメリットがあるのです。

 

まとめ

各ブランドにはそれぞれ歴史がありスタイルがあります。プレゼントを選ぶとすると、真っ先にネームバリューに走りがちですが、そこを少し立ち止まって、各ブランドのスタイルが贈る人に合っているか検討してみてはいかがでしょうか。その人に似合うもの、しっくりくるもの、そんなブランドが一番「おしゃれ」なのかもしれません。

 

 

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